初めての不動産購入では、「どんな順番で進むの?」「いつ、何を準備すればいいの?」 と不安に感じる方も多いと思います。
この記事では、契約から引渡しまでの全体の流れをステップごとにわかりやすく整理しました。
それぞれの段階で必要になる「準備するもの」もまとめています。


Step①|気になる物件の相談

SUUMOやアットホームなどで見つけた物件があれば、不動産エージェントにURLを送って確認してもらいましょう。

まだ物件が決まっていない方も大丈夫。希望エリアや価格帯、こだわり条件を伝えれば、条件に合う物件を提案してもらえます。
「何から始めればいいかわからない」という方も、まずは気軽に相談してみましょう。

Step②|物件の内見

実際に現地を訪れて、日当たり・広さ・室内の状態・周辺環境を確認します。 現地でしか分からないポイントを丁寧にチェックしておくことが大切です。

Step③|住宅ローンの事前審査(仮審査)

購入を検討する段階で、住宅ローンの事前審査を行います。
借入可能額を確認し、購入申込時に資金面の信用を示すためにも、審査しておきましょう。

審査期間:
3〜7日ほど

準備するもの(一般例):
本人確認書類(運転免許証など)
収入証明書(源泉徴収票・確定申告書など)
借入がある場合:返済予定表

職業・収入形態による追加書類:
会社経営者:決算書3期分(損益計算書・貸借対照表など)
個人事業主:確定申告書控え3年分(青色申告決算書含む)
転職1年未満:給与明細・賞与明細・雇用契約書など
育休中:育休前の源泉徴収票

Step④|購入申込

「この物件を買いたい」と決めたら、WEBまたは書面で購入申込を行います。
価格・引渡し日などの条件調整を経て、合意が取れたら契約へ進みます。

Step⑤|売買契約

申込から約1週間後を目安に契約を行います。
重要事項説明書売買契約書の内容を確認し、署名・押印して契約を締結します。

準備するもの(共通):
顔写真付き身分証明書
印鑑(認印または実印)
手付金(売買価格の5〜10%が目安。売主と相談で調整可能です。)
収入印紙(下記収入印紙の目安参照)
所有不動産がある場合には所有している不動産の謄本
*新築戸建の場合
表題登記のため、住民票と印鑑証明書
現住所登記の場合は、賃貸借契約書。

不動産売買契約書に貼り付けする収入印紙の目安(令和7年11月時点/軽減措置適用中)
契約金額(売買価格):印紙税額(軽減措置後)
100万超〜500万円以下:1,000円
500万超〜1,000万円以下:5,000円
1,000万超〜5,000万円以下:1万円
5,000万超〜1億円以下:3万円
1億円超〜5億円以下:6万円
※軽減措置は令和9年3月31日まで適用。印紙は郵便局で購入可能。


Step⑥|住宅ローンの本申込

契約完了後、金融機関に正式な申込を行います。
審査は1〜2週間ほどかかり、必要書類は事前審査より多くなります。

準備するもの(一般例):
~事前審査(仮審査)で用意したものは省略します~
・住民票(世帯全員記載あり。本籍地省略、個人番号記載無/発行から3ヶ月以内)
課税証明書(給与所得者)または納税証明書(確定申告者)
印鑑証明書(発行から3ヶ月以内)
金融機関届出印・実印
持ち家売却予定の場合:媒介契約書または売買契約書の写し
所有不動産がある場合:所有不動産の謄本
育休中の場合:復職予定証明書


Step⑦|引渡し前の最終確認(立会い)

お引渡し前に、建物や室内の状態を再確認します。
新築では施工会社が、中古では売主や仲介担当者が立会います。

💡このタイミングでやっといた方がいいこと
家具のスペースやカーテンの寸法を測っておく!
リフォーム予定があればこの時にリフォーム業者と打ち合わせ


Step⑧|登記書類の準備

準備するもの:
住民票(世帯全員記載あり。本籍地省略、個人番号記載無/発行から3ヶ月以内)
印鑑証明書(発行から3ヶ月以内)

補足
新住所登記する場合は、新住所で発行された住民票と印鑑証明書を提出します。

住所の登記は 「新住所で登記する」 か 「旧住所で登記する」 の2パターンがあります。
新住所登記:新居に住民票を移して登記(住所変更登記が不要)
旧住所登記:現住所のまま登記(引越し後に住所変更登記が必要)

後に住所登記の変更をする手間がかかるので、先に新しい住所に住民票を移してから新住所で登記するのがおすすめです。(市区町村によって先に住民票を異動できない場合もあります。)

Step⑨|融資契約(金銭消費貸借契約)

住宅ローン審査通過後、金融機関と正式な融資契約を結びます。
司法書士が同席するケースもあります。

準備するもの:
実印(印鑑証明書と同一)
金融機関届出印
本人確認書類
住民票(世帯全員記載あり。本籍地省略、個人番号記載無/発行から3ヶ月以内)
印鑑証明書
金融機関指定の書類

💡実印とは市区町村に登録された"法律上の本人証明になる印鑑"です。


Step⑩|決済・引渡し

銀行で残代金を支払い、所有権移転登記と鍵の受け取りを行います。
司法書士・銀行・仲介担当が立ち会い、振込確認後に鍵を受け取ります。

💡ポイント
平日午前中の決済が基本(振込手続きに伴う銀行窓口の営業時間と登記所の営業時間の都合)
決済完了と同時に所有権が移転します

準備するもの:
実印
本人確認書類
通帳・キャッシュカード
住民票(世帯全員記載あり。本籍地省略、個人番号記載無/発行から3ヶ月以内)
印鑑証明書(司法書士確認用)


まとめ

不動産購入の流れをもう一度まとめると

物件相談 → 内見 → 事前審査 → 購入申込 → 契約 → 本申込 → 引渡し前確認 → 登記準備 → 融資契約 → 決済・引渡し
段階ごとに必要な書類は異なりますが、 担当エージェントが一つずつサポートしますのでご安心ください。


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